CHILD LIBRARY 子どもライブラリー

発達障がい児のトレーニング

子どもライブラリーでは、
ハンディキャップを
持った子どもも、一緒に生活しています。

子どもたちは、自然な生活の流れの中で、お互いを知り、理解し、気持ちを通わせていきます。ハンディキャップを疎外せず、特別視することなく、一緒にいる中で受け入れてゆきます。それは、ハンディキャップがあるなしに関わらず、相手を理解するということです。ハンディキャップがある子どもにとっては、言葉、遊び、製作活動など、どれをとっても刺激になることばかりで、発達の大きな助けになります。自分のペースを大切にしながら、コツコツと安心して階段を上っていくことができます。
 子どもライブラリーには、言語聴覚士がいますので、在園児に関しては、個別トレーニングの時間を設け、言語訓練を受けることができます。言語訓練は、卒園してからも、放課後の時間にスケジュールを組んで、言語トレーニングを継続して受けることができます。就学後、学年や生活環境が変化することで、身につけていきたいことや伸ばしたい部分が変わってきます。また、身につけたことばの力を、コミュニケーション場面で活用することが大切になっていきます。そのため、放課後のトレーニングでは、個別訓練だけでなくグループ訓練の時間も設けています。
 また、「丸太小屋の会」という、ハンディキャップ児(者)保護者の方の組織があり、定期的に、情報交換や、講演会、音楽療法、作業所の施設見学などいろいろな企画を実践しています。丸太小屋の会が運営する絵画教室「丸太っこクラブ」では、ハンディキャップのある子どもとその兄弟姉妹が、絵画活動を行っています。絵画や造形、共同制作を通して、心の解放を促し、自分を表現する方法を見つけながら楽しい時間を過ごしています。

  • ゲームを通してコミュニケーション(グループ訓練)
  • 共同制作の様子(丸太っこクラブ)